受験ジュニアの中学受験日記 SAPIX2022年組

サピックスに通う2022入試組の受験日記

桜蔭合格発表

午前受験を終えて帰宅後、桜蔭の合格発表を確認。

 

自己採点をしていないので受かってるかどうか予想がつかない。本人も感触はよくわからないらしいのでドキドキすると。自己採点が完了していて、ある程度予測ができた渋幕とはまた違った緊張感が走る。

 

事前に桜蔭から届いた合格発表サイトのリンクをクリック。

 

受験番号と生年月日を入力する。なぜか結果を見るのがためらわれてここで一呼吸。うさちゃんのサイトを見つめる真剣な目。こうやって成長していくのかという想いが一瞬よぎる。

 

意を決してクリック!

 

結果は

 

合格

 

決して天才ではない、努力家とも言い難いうさちゃんが遂にたどり着いた桜蔭学園

 

負けず嫌いというだけで伸ばした学力はサピックスの天才たちに囲まれた環境でなければあり得なかった。

 

サピックスは確かに向き不向きのある塾ではあるがうさちゃんにはとても合っていたということらしい。

 

桜蔭入試を終えて

桜蔭の試験会場から出てくると妙なハイテンション。サピの友達もいっぱいいて楽しくなってしまったらしい。

 

試験前に大人に見えた顔はもう小学生に戻ってる。聞いてはいけないと言われる試験どうだった?をしっかり聞く。こんな問題が出て、これはできて、これはできなくてと止まらないまま坂を降り水道橋駅へ。

 

試験問題は回収されたけど、まっさらな問題が配り直されたということで、見せられる。しかし、夏休み以降、うさちゃんの勉強の中身はほぼ見てないので、もはや難しいかどうかもよくわからない。我が子ながら随分遠くへ行ってしまったなと感じる瞬間。

 

明日も入試は続くので、好きなことをさせて自己採点はせず早めに就寝。明日14時の結果を待つ。

2/1桜蔭入試当日

先ほど桜蔭へ送り出してきました。

 

昨夜は9時には寝たのに、今朝は少し眠そうに起きてきました。家の中をふらふら歩いたらだんだん元気が出てきた模様。

 

朝ご飯を食べて、久しぶりに基礎トレを1日分だけやって、家を出ました。

 

電車に乗ると受験生がいっぱい。サピで一緒にだった子たちもちらほら。学校が多くある路線なので各々の駅で降りていく。

 

ヘラヘラしていたうさちゃんも駅を経るごとに少しずつ緊張してきたようで、表情が引き締まってきたところで、水道橋駅に到着。

 

水道橋の階段を登り、さらに桜蔭坂。多くの受験生と共に黙々と登る。坂を登り切ると旧校舎がすでに取り壊されている。正門を入ると階段を登り広場へ。

 

ここで親と別れるので、多くの家族が一度立ち止まり受験勉強にかけた何年分かの想いを込めた声かけをしている。多くの人がいるのに厳かで静かな雰囲気。

 

自分からは特にかける言葉もない。この半年で一気に大人になったうさちゃんの横顔を眺めるだけ。

 

「じゃあ、行ってくるね。」と言ったうさちゃんに無言で頷くとあっさりと校舎に吸い込まれていく。

 

しっかりとした足取りの後ろ姿を見ながら、良くここまで辿り着いたなという想いとこの瞬間に中学受験に取り組んだ目的は達成したような安堵感があった。

1/31受験前夜

とうとう明日は2月1日。本命校の入試日。

 

しかし、チャレンジ校のつもりの渋幕に受かってしまったので、余裕を持って臨めそう。

 

渋幕後の1週間は気がなかなか乗らず、難易度の高い有名中の男子校の過去問を解くことで、強制的に集中を作りました。

 

気が乗らなかったとはいえ直前期にやることはそれほどないので、明日の試験結果には大きな影響は無いと思いたい。

 

本日の就寝時間は21時。明日は6時ごろに起きて試験会場に向かいます。

最後のサピックス

昨日はサピックスの最終授業でした。

 

みんながんばってねーと、サピらしくあっさりと終わりました。

 

3年前にサピに入ってから隙間時間があればサピの宿題やってねを繰り返してきた日常も終わりました。意外と親の方がさみしい、笑

渋谷幕張受験結果

渋谷幕張の受験が終わり本日結果が出ました。

 

女子に取っては最難関校の一つですから、中学受験を始めた4年生の時は雲の上。5年生になって成績が落ちたときは、受ける可能性すら排除してた学校になります。

 

受験当日は、少し遠かったですが、家から向かいました。

 

出てきた感想は算数は例年より簡単だった、他は例年くらいの難易度だったように思うとのこと。

 

帰宅後、四谷大塚の解答速報でやってはいけないと言われがちな自己採点。220-230と出た。国語の記述はやや甘めに付けたから、もしかしたら、210点程度かもと。

 

算数は簡単な問題と難しい問題がはっきり分かれてそんなに差がつかないような。特に例年難しいはずの平面図形が異様に簡単。。試験中、あまりに簡単で焦ったらしい。とにかく平均点は高そう。受験者平均点で10点は高そう。

 

理科はぱっと見は難しそうでも読めれば解きやすそうな印象、社会は冒頭の金融問題はともかくその他は例年より簡単な印象。特に歴史は簡単そうに思える。国語は記述が増えたものの例年通りか。

 

そうすると合格最低点は、去年との比較で、算数で+10点、国語は同じ、理科は同じ、社会+5点だとすると、182点+15点で197点。そうすると最低でも200点か、高いと210点超えてくるかもとやや焦る。

 

そして本日の合格発表。受験番号と生年月日を入れるキーボードの手が震える。。

 

結果は合格。おそらくギリギリ滑り込んだ。

 

合格最低点は209点。算数の受験者平均が52点と去年より+10点、社会が+10点、理科が+4点、国語はほぼ同じ。4教科で195点なので195-171=24点 合格最低点は、209-182=+27点。なので3点の差が。合格者数を去年の682人から651人と31人も絞ったところがこの3点の差になってるように見える。第一志望者が増えてきてると説明会でアナウンスしてた通りの結果か。

 

今後は2/1に向けて勉強をするものの第一志望というかチャレンジだと思ってた学校なので、進学も検討しています。

受験直前期

うさちゃんは埼玉受験も終わり束の間の平穏な日々。嵐の前の静かさか。

 

過去問は終わってないのをガンガンやってます。。ダメと言われてるけど。。

 

直前期に過去問をやって、出来なくて自信を無くすということはうさちゃんに限れば無さそう。出来なかったら復習してできるようにするというだけ。

 

実力的には志望校に受かるかは微妙なラインで、結局算数にかかってる感じなので、やり残していた図形など新しいこともまだやってるという。

 

直前期は新しいものに手を付けず、理科と社会の復習中心というセオリーにはがっつり反してます。

 

中学入試は人生の通過点に過ぎない。受かるかは落ちるかでそれまでの努力が無駄になるならないの話ではない。目標達成のために自分で考えて努力するという経験を得たので当初の中学受験の目的は既に大方達成できたと思っています。

 

もちろん努力は報われた方がいいですが、報われない努力もあることも人生の中ではいい勉強になるかと。