なぜサピックスなのか?(2)
私自身の中学受験は、そこそこの問題は解けるけど、あるレベルになると手も足も出ないという印象が強く残るものでした。
あるレベルとは四谷大塚の偏差値で、60を超えてくる学校の受験問題です。
この感覚は、高校入試でも、大学入試でも感じることになるのですが、基本的な勉強を繰り返していてもどーしてもできない問題が出てくるのです。。特に算数。
サピックスという塾自体は中学時代に既に多くの同級生が通っていて知っていました。そして多くが難関私立高校に進学していきました。
当時は高校受験に強かったのだと思います。今も強いのかもしれないけど。
自分が問題の意味を理解できないレベルの問題をやっていたので、ああこのレベルができるようにならないといけないし、このレベルを教えてくれる塾なんだという印象が残りました。
自分は3年から塾に行くにあたって今更みんなが行っているサピックスに行っても最下位クラスだろうから恥ずかしすぎて無理!と思って、同級生が誰も通っていない公立高校進学向けのぬるーい塾でお茶を濁すことになります。。
さて、そんなサピックスですが、子どもの中学受験を考えるあたって、どうしても選択肢に入ってきます。
宿題が多くて親のサポートが大変ともよく聞くようになります。。
とはいえ、入室テストだけでも試しに受けさせてみるのはどうかな?と思って小2の時にテストだけ受けさせてみたのです。
子どもが持ち帰ったテスト問題を見て驚愕でしたね。めちゃむずい。。でも、やっぱり自分が越えられなかったレベルの問題だな。このクラスができるようになるとおもしろいと感じてくれるじゃないかなとも思いました。
あとは子どものレベルと合うかどうかですが、こればっかりはやらせてみないとわからないので、テストの結果を待つことにしました。
出てきたテストの結果はこれまた驚愕の点数と偏差値。。。小2にして入室ギリギリ。。
もともと新小4から始めたかったので、新小4の入室テストでも同じ結果なら諦めようかなと思って臨んだ2月の入室テストだったわけです。
そこでそこそこの点数だったので、サピックスに決めたという形です。
偏差値60を超えるような学校の応用問題が解けるようになるにはどうしたらいいのか?適切な勉強を繰り返していれば解けるのか?それともある程度才能が必要なのか?引き続き追求していきたい課題です。